Otto Link ToneEdge Slant Signature Florida U.S.A. バリトンサックス用マウスピース 【7】 【Vintage】
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Otto Link(オット・リンク) トーン・エッジ スラントシグネイチャー フロリダ USA バリトンサックス用マウスピース 【7】 【ヴィンテージ】 OttoLink ToneEdge Slantのヴィンテージバリトンサックス用ラバーマウスピースです。Florida後期のスラントでいわゆるUSAモデルで、使用による小さな擦り傷などはありますが目立った傷や変色などもなく全体的に良好な状態のヴィンテージマウスピースです。
こちらのマウスピースはリフェイスがされており、開きの実測値は約 3.10mmでオットリンクで言えば8★よりもやや狭い開きとなっています。この年代のスラントにはバッフル部分にクレセントバッフルがあるものもありますがこちらの個体はぱっと見ではクレセントバッフルが見えづらいです。リフェイスの影響か個体によるものかは判断は出来ませんが、指でバッフルをなぞるとうっすらと先端側に段差があるバッフルになっています。
バリっとパンチの効いた音色で鳴らせる個体でオープンなサウンドを持った個体に感じます。柔らかく図太く鳴らしたい場合にはある程度コントロールが必要だと思いますが低音を輪郭のある音でバリバリ鳴らしたい方にお薦めです。
ヴィンテージマウスピースが激減している中でこの個体のように状態の良いバリトンのスラントは滅多に手に入りませんのでお探しの方は是非お見逃しなく!
■委託品 ■リフェイス品 ■Florida U.S.A. ■ティップオープニング実測値:約 3.10mm(約 .123インチ) <オープニングサイズ比較表> 本製品 | OttoLink | Dukoff | Berg Larsen | 上記数値をもとに比較 | 8★よりやや狭い | D8よりやや狭い | 125 |
※上記はあくまでも参考の目安ですので相当するマウスピースの ティップオープニングとまったく同じという意味ではありませんので予めご了承下さい。 ■商品内容:マウスピース ※リガチャーとキャップは付属していません
【Vintage Otto Link ToneEdge Slant Signatureについてについて】 Slant Signature(スラント・シグネイチャー)はモデル名というよりかは通称として使われており、ある年代のハードラバーモデルの一部が一般的にスラントと呼ばれています。SlantSignatureの由来はOtto LinkのメーカーロゴがSlant(傾斜)でSignature(署名)されていることからそう呼ばれるようになったとされています。OttoLinkの中でSlantと呼ばれるモデルのひとつなる「Tone Edge」には年代や楽器のタイプによってサインの位置やシャンクの長さ、チェンバーの大きさなどに違いがありました。テナーのToneEdge Slantはスタン・ゲッツ氏などが愛用していたことでも有名でラージチェンバー、ローバッフルから得られるリンク独特のヴィンテージサウンドは今でも多くのジャズプレイヤーに愛用されています。希少価値が高く、そのサウンドの素晴らしさからも非常に人気が高いモデルで極めて入手が困難なヴィンテージマウスピースのひとつとなっています。
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