【素材:Johannes Gerber Hard Rubber Composite】 マウスピースに採用されている合成素材は最高品質のドイツ製ハードラバーを主成分とした独自のハードラバーコンポジットとなっており、1960年代のヴィンテージマウスピースを彷彿とさせる響きと反応を追求して開発されました。
【スタッフのコメント】 チェンバーサイズはSuper Jazzの方が小さめですがバッフルはヨハネスのアルトモデルの中で最も高めにデザインされており、音量も十分に出せるモデルに仕上がっています。コントロールすることで柔らかな音色も出すことができ、強く息を入れると音がフォーカスし遠達性のあるジャズサウンドを出すことができます。バッフルが高めにデザインされているといってもサイドウォールはある程度彫り込まれておりチェンバーを含めてバランスを取っているように思いますのでブライトサウンドがメインというわけでもなく、吹き方によって音色を作っていけるモデルに感じます。New York Brosモデルよりもやや音がフォーカスするように思いますが密度のある音の芯の周りには豊かな音色が響いていますのでクリア過ぎない点も良いと思います。また、音の輪郭はしっかりと感じますが音の角にはやや丸みを感じますのでエッジが効きすぎてギラギラした音になるといったこともありませんし、吹き方によっては音に密度を持った甘く柔らかな音色も出すことができます。単純に吹くと音のエッジが出やすいデザインですので初心者向けというよりかはしっかりと音色をコントロールすることが出来る方向けのモデルだと思います。