H.SELMER Mk VI Soprano Sax Serial No:243XXX 【Vintage】
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H.SELMER(フランス・セルマー) マークシックス ソプラノサックス シリアルNo:243XXX 【ヴィンテージ】 フラセル Mark6のヴィンテージソプラノサックスです。シリアルから1975年〜1976年頃のものと思われます。ベルフレアにベル折れ修理の形跡がありますが綺麗に修理されており、その他は使用による擦り傷や多少のラッカー剥がれはあるものの、年代を考慮すれば比較的良好な状態のMarkVIです。
マークVIならではの柔らかく艶やかさのある音色で適度な音の輪郭と深みのある音色は素晴らしいものがあります。多少吹き込まれている個体ですが、これから吹き込んでいくことでまだまだ音も抜けてくると思います。
国内はもとより海外でも状態の良いものが随分と減少してきており価格も高騰してきていますのでお探しの方は在庫があるうちに是非ご検討いただければと思います。今なお多くのジャズプレイヤーを魅了し続けるヴィンテージサウンドがここにあります。
■オリジナルラッカー ■High F#キーあり ■反射板:プラスチックブースター ■全タンポ交換済み ■調整済み ■付属品:PROTEC PB-310 ソプラノサックス用セミハードケース USED
【SELMER Mk6について】 今もなお世界中のジャズプレイヤーが愛用し続けているセルマーの名器とも言えるマーク6。MkVI は1954年頃から1973年頃までの約20年あまり生産されたサックスで、シリアルは5万番代後半から24万番代前半までとなっております。Mk6は反応・操作性の良いオクターブメカニズム、連動式テーブルキーの採用や、S.B.A(スーパーバランスアクション)から採用されたキーのオフセット配列をよりフィンガリングの操作性を向上するために角度を変更するなど、様々な改良を加えられました。現代のサックスの模範とも言えるMkVIの誕生によってセルマーはサックスマーケットでの地位を確立したと言っても過言ではありません。 Mk6にはフランスセルマー(フラセル)とアメリカンセルマー(アメセル)があり、それぞれに違いを持っています。ジャズマーケットを意識して生産されたアメセルはクラシックマーケットを意識して生産されたフラセルと比べるとラッカー塗装が薄く、その分管体の振動効率を損なわないため音の抜け、鳴りがよくなっています。また、アメセルは楽器を組み上げてタンポもつけた状態でラッカー塗装をしたため、オリジナルタンポにはラッカーがかかっているのも特徴のひとつです。ほかにもフラセルとアメセルとでは彫刻模様や調整など様々な違いがあります。
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