Conn　10M Naked Lady　Tenor Sax　Serial No：321XXX　【Vintage】

Conn（コーン）
10M　ネイキッド・レディ　　テナーサックス　シリアルNo：321XXX　【ヴィンテージ】

コーン 10Mのビンテージテナーサックスです。シリアルから1947年〜1948年頃のものと思われます。使用による擦り傷や多少のラッカー剥がれはありますが目立ったダメージなどもなくヴィンテージとしては全体的に良好な状態の10Mです。

個体としてはあまり使われていなかったようですのでこれから吹き込んでいくことで音の深みも増してじっくりと育てていける１本だと思います。たっぷりと息を使って鳴らせばファットでありつつも音の芯を持った骨太サウンドが楽しめ、SELMERのヴィンテージサウンドとはまた違った景色を見せてくれます。ヴィンテージマウスピースで言えばDukoffのStubby系や現行マウスピースだとDrakeのStubbieメタルなどとのセッティングもお薦めです。

柔らかく落ち着きがあり中音から低音にかけての図太さのあるサウンドはまさに古き良き時代のアメリカンサウンドと言えるでしょう。柔らかく包容力のある音色でありながら暖かみを持った図太いヴィンテージサウンドが楽しめるサックスです。ヴィンテージサックスは以前にも増して入手困難になり価格も高騰傾向が続いていますのでお探しの方やご興味のある方は良いものがあるうちに是非ご検討ください。デックスファンにももちろんお薦めのサックスです。


■オリジナルラッカー
■彫刻：Naked Lady(Lady Face)
■ロールド・トーンホール
■全タンポ交換済み
■タンポ：リベットパッド仕様
■調整済み
■付属品：PROTEC　PB-305CTXL　テナーサックス用セミハードケース　【新品】

【Conn　10M(コーン　テンエム)について】
デクスター・ゴードン氏も使用していたことで有名な10MはConnを代表するモデルでセルマーのS.B.AやMkVIが登場するまでジャズプレイヤー達に主流のサックスとして使われていました。アメリカのサックスらしいストレートで芯の太いサウンドが特徴です。ベル部分に上半身だけの女性の彫刻が施されているものを、通称【Naked Lady(ネイキッド・レディ)】または【Lady Face(レディ・フェイス)】と呼ばれています。10Mは低音キーの位置が現代の一般的なサックスと違い反対側に付いているのも特徴のひとつです。